2021年7月26日月曜日

ペアリング:菩提樹蜜と雑穀米パン

 久々に蜂蜜のペアリングっぽいことをやってみました。

 今回は、金市商店さんの蜂蜜をパンに合わせてみました。ここしばらく、蜂蜜をペロッとする機会が少なかったので、とても久しぶりです。理由としては、甘いものをついうっかり食べてしまって、蜂蜜までペロッとすると糖分摂りすぎかもって思ったからです。そんな理由で、今回は、とても久しぶりに食パンに合わせてみました

本日のハチミツ:菩提樹

今回合わせたはちみつは、今年の年始かな?にまとめて買った金市商店さんのはちみつのひとつ。   金市商店の菩提樹 0152  北海道釧路市産






 今回のハチミツは、非常に優しく丸い雰囲気を感じることができる所が特徴的に感じる。ほのかに甘みを感じることができる。また、その甘味の中でほんの少しコクを感じる。甘みが通り過ぎたときに感じるコクが心地いい。甘みのあとで、鼻の中に花の香がいっぱいに広がる。花の香がすごく気持ち良い。酸味とか苦味はほぼない感じ。

ペアリング:雑穀米が入った食パン

 次に、実際にパンに合わせてみた。
 今回は、雑穀米が入ったパンを合わせてみました。
もっちりとした食感が特徴のパン。一方で、雑穀米パンでよくあるような酸味とかはあまり感じなかった。そして、香りもそんなに強いパンではない。白い食パンと比べると、小麦の香りも少し抑えられている感じがする。


 香りが少ないとはいえ、やはり、雑穀パン。それなりに雑穀パンの特徴は持っています。そんな中でも、しっかりとしたハチミツの香りを感じることができる。また、その香りは、損なわれた香りではなく、お互いに強調し合ったいい反応をしていると言える。コクに関しても、パンの邪魔をすることなく、パンと強調し合ったいい組み合わせと感じられるレベルのコクがある。

 一方で、ハチミツ単体でなめた時にはほとんど感じなかった酸味。これは、パンに合わせることで、ほんとりと酸味を感じることができた。この酸味は、雑穀パン独特の酸味とは明らかに異なっていることがわかる。酸味のあるハチミツのそれに非常に近い。

 単体で食べたときと、他の商品と組み合わせたときで味の増減があるところが面白い。特に、酸味のようにそのままではほぼ感じなかったのに、食パンに合わせたら現れるあたりが良い。

 個人的には、塩味の強いようなチーズとかに合わせてみるのも良さそうな印象を受けました。


菩提樹

 菩提樹とは、アオイ科(シナノキ科に入ることもある。)の10 - 30m くらいの高さの落葉樹の樹木です。6月から7月ころに、果実のような見た目のツボミから、淡い黄色の花を咲かせます。中国が原産で、日本には平安時代末期から鎌倉時代初期のタイミングで持ち込まれたとされています。おおよそ30種類くらいが存在するようです。耐寒性に優れているため、日本でも北部に多いみたいです。種類によってはインドとか暑い地域でも育つ種があるようです。

 樹木の好みとしては、湿気を好みます。

 樹齢200年を超えるような菩提樹もあるようで、かなり長寿な樹木な方と言えるでしょう。

 ミツバチや、アゲハチョウが好んで集まってくる花ですので、しっかりと蜜を蓄えているのかもしれません。

 ほぼ菩提樹の一種で、リンデンと言う名の樹木が海外ではあり、ハーブティーとして花が使われることもあります。リンデンのハチミツ、リンデンハニーは、シナモンを感じさせるような香りがあるらしく、ヨーロッパでは最高級ハチミツの一つとして数えられるようです。リンデンハニーの香りには、安眠効果があるとされており、寝る前にお湯やぬるま湯に溶いて飲んでから寝ると良いとも言われているようです。私はやったことがありませんが、シナモンを感じさせるような香りから、コーヒーやカレーに使う人も居るようです。

 今回のハチミツは、北海道釧路市産のはちみつでした。北海道では、開花は7 月から8 月にかけてが最盛期のようで、夏の花のイメージになるのでしょうか。また、山に自生していることが多いようで、北海道産のハチミツの中では生産量が上位に入る北海道を代表するはちみつのひとつと言えるようです。



金市商店
 金市商店さんはミール・ミィという店舗で京都府京都市内で展開されている、1930 年創業の老舗養蜂場です。百貨店とかからも信頼があつく、他の養蜂場のおじさんとかと話していても、金市商店さんのハチミツは信頼が高いよねって話をちょくちょく聞きます。ハニーハンターの三代目社長である市川拓三郎さんが、自分で世界中を飛び回り納得したハチミツを販売しておられます。店舗でも、全てのハチミツの試食をして、自分好みのハチミツを選ぶことができます。結構多くの養蜂場さんで、試食できると思いますが、結構気楽に試食できるのは金市商店さんと、盛岡の藤原養蜂場さんが圧倒的ではないかと思います。

 また、金市商店さんでは、ハチミツの特徴を比較的システマティックに分類できている養蜂場さんではないかと、個人的には思います。


2021年3月24日水曜日

菜の花の花粉を顕微鏡で見た:アスパラ菜

 この記事は何?

 アスパラ菜という野菜の花が手に入ったので、顕微鏡で見てみました。
 アスパラ菜は、アスパラガスと関係してそうな名前ですが、あんまり関係なく、ネットで調べた限りでは、食感や味がアスパラガスに似ていると言うので名付けられたようです。確かに、茎に甘みがあっておしかったです。元々中華料理の食材の野菜を掛け合わせて作られた野菜らしいです。

 アスパラ菜は、シラスと一緒にパスタにして食べたのですが、すごいリッチな花の香りがしておいしかったです。

 今回は、アスパラ菜の料理ではなく、アスパラ菜の花がついてきたので、顕微鏡で見てみたときの話です

実際に見てみた
まずは、プレパラートに花を置いたときに黄色い粉がプレパラートに付いたので、これをみてみました。最初、倍率が低いときは、右上の様な黄色い塊で見えていて、なんか大きい花粉やな〜って思ってました。実際ピントが合ったところ、アメフトのボールの様な楕円形の粒子の集まりであることがわかり、このツブツブ一つづつが花粉であることがわかりました。


 蜂蜜を顕微鏡で見たときに、小さい黄色い粒子や緑色の粒子が見えますが、それと比べると比較的大きい粒子に見えました。花の色に比べると、うっすらとした黄色なのが印象的です。

 次に、花本体を顕微鏡で見てみました。なんか、真ん中に見えているものが雄しべのようで、花粉のようなものがしっかりと付いていました。どちらかというと、この画像では花粉というより、果実の中のワタの部分に見えますね。

 次は、別の角度から。
 画面の右側に見えている緑色の部分が雌しべでしょうかね。
 確かにこのシーンを見ていると、かなりふわっとした花粉が色んな所に付いているのがわかります。また、雌しべと思われるものの頭の部分にも花粉が十分についており、受粉がしやすいのではないかと思う状態です。ミツバチが蜜を飲むと、体中に付くのが容易に想像できますし、菜の花系は群衆するイメージもあるので、近くの株との交配も簡単そうに感じます。



youtube でも動画にしてみたので、興味がありましたら見てみてください
https://youtu.be/Xxn4gH2Gt1Q

2021年3月5日金曜日

食パンに,色んな蜂蜜をペアリング

 この記事は?

食パンにどんな蜂蜜があるかペアリングをしてみました.
ペアリングとは,ワインで料理に対してワインを組み合わせて楽しむ時に使ったりしますね.
今回は,ワインと料理ではなくて,食パンに対して蜂蜜を組み合わせてみることにします.

ワインのペアリングでは,ワインにめちゃ詳しい人なんかがやるんじゃないのかな〜って思います.
私は,蜂蜜をそこまで知り尽くしているわけではないので,この蜂蜜を合わしてみよう!
ではなくて,自分の手元にあるいくつかの蜂蜜で合わせてみました.
今回の蜂蜜は,手元にあるものの中で,チューブ状でスプーンが必要なく,かつ,結晶化していないもので試しました.
結晶化している蜂蜜は,それはそれで美味しいですが,その場合,舌触りなどの要素も入ってきて,比べることが複雑になるので,まずは液状の蜂蜜限定でやってみました.

どんな蜂蜜でペアリングしたの?

写真のような蜂蜜を今回は試してみました.
左の2本は,主に一種類の蜜源から採集された蜂蜜です.
真ん中のぶっとい蜂蜜は,複数の蜜源の花から採集した百花蜜です.
一番右の黒いものは,メープルシロップで,蜂蜜とは若干違いますが,こんなラインナップです.

右らか順番に

  • 新潟県南魚沼市の さいき養蜂園 さんの蜂蜜
    烏山椒蜜
  • 岩手県盛岡市の 藤原養蜂場 さんの蜂蜜
    とちの花
  • オーストリア産の蜂蜜
    百花蜜
  • 京都府京都市の ミール・ミィ(金市商店) さんの メープルシロップ
    メープルシロップは,蜂蜜とは若干違いますが,比較的使いやすく,かつ,手軽に手に入るものなので入れてみました.

以上の様な感じです.
単花蜜が,国産はちみつで,百花蜜が海外産蜂蜜となっています.
下の写真のような感じの食パンに合わせてみました.


 実際にペアリング

 まずは,さいき養蜂園さんの烏山椒です.
 パッケージを見ていると,なんかピンク色の小さな花を咲かせる植物のようですね.


 烏山椒の蜂蜜は,アカシアやトチ程にはよく見る蜂蜜ではありませんが,養蜂場で買う蜂蜜のラインナップには比較的よく入っている比較的ポピュラーな蜂蜜の一つではないかと思います.
 蜂蜜そのものは,普通に単体で舐めた時に,花の香がフルーティーで,柔らかい甘さで酸味や癖のない食べやすい蜂蜜です.
 これを,パンに合わせたところ,最初に感じたのはフルーティーな花の香ではなくて,若干の酸味でした.別に,不快であったり,他を邪魔するような酸味ではなく,蜂蜜の酸味といった感じの酸味でした.その後で,烏山椒の蜂蜜らしい花の香りが鼻に入ってきます.ほんのりとした花の香というよりはしっかりとした花の香を感じることができた.といった感じで,感じることができました.もちろん,蜂蜜の甘さも感じることができましたが,酸味と香りの印象のほうがしっかりと残っています.


 では,次は,とちの花です.

 トチの蜜は,烏山椒と比べると比較的よく見かける蜂蜜ではないかな?って思います.
道の駅とかでもちょくちょくと見かける事があります.個人的には単花蜜の中では,アカシアについでよく見る蜂蜜の一つではないかと思っています.
 酸味やエグミはまったくなく,柔らかな香りと優しい感じの甘みが特徴的な蜂蜜ではないかと思います.アカシアと比べると少し特徴が強いかと思いますが,野原の蜂蜜などと比べると,優しい蜂蜜なイメージが私の中にはあります.
 実際に食べた感想ですが,蜂蜜の甘さと,パンの味,香りが両方とも引き立つ感じの素晴らしい味やったと思います.最初に食べた時に,最初に蜂蜜の柔らかい甘さが口の中に広がり,その後で食パンの味と香りが広がる感じで,このパンに合わせるときにはすごく良いバランスやったのではないかと考えます.特に,トチ蜜は,酸味やエグミ,もしくは強いコクがあるわけではないので,素直な白いパンには相性が良かったのではないかと思います.


 次は,百花蜜です.百花蜜は,決まった特徴があるわけではなく,蜜現地・採蜜年・採蜜季節などによって全く異なるものになります. 

  この百花蜜は,喉を突くような鮮烈な甘みがり,香りもかなりしっかりとした蜂蜜です.とは言え,かなり甘い部類の蜂蜜の中ではまだおとなしい方ではないかなって感じます.エグみや酸味などの刺激がたくさんある蜂蜜というわけでも,かなり食べやすい感じで,子供とかも好んで食べるのではないかな?って感じます.
 この蜂蜜,上でも書いたのですが,エグミや酸味を感じない食べやすい蜂蜜と書きました.しかし,この蜂蜜食べた時に驚いたのは,酸味を最初に感じました.酸味も様々ありますが,パンに蜂蜜を合わせた時に感じた酸味は,不快感は無くほんのり美味しいって思う感じの酸味でした.また,この蜂蜜そのまま食べた時の香りはすごい芳醇でフルーティな香りがし,とは言えずっと繊細かと言うとどちらかというと自己アピールをバンバンしてくるような蜂蜜です.しかし,パンと合わせたときには,蜂蜜の香りの繊細部分はパンのハチミツに取られてしまい,実際に感じるのは自己アピールの部分だけな感じでした.このハチミツの顔の豹変は,今日のハチミツペアリングでは一番すごい変化な用に感じました.
 このハチミツは,もっと強いパンや,乳製品に合うのではないかなって思いました.


 最後は,メープルシロップです.
 メープルシロップは,水分量が多いようでサラサラです.
ただ,バターがを乗っけたホットケーキに更に乗っているイメージがあります.
ですので,甘みもしっかりしており,それだけではなく,しっかりとした強い樹木の香りがするイメージです.
このメープルシロップも,しっかりとした味と香りです.
(流石に,サラサラのメープルシロップをスプーンでペロッとしたことはないですが)
 ここまでのハチミツは全部,黄色いって色が適していると思いますが,メープルシロップはどちらかというと茶色に近いと思います.ハチミツの中でいうと,蕎麦よりは色は薄いので,茶色側の林檎蜜が近いかと思います. 
 食べる前の予想では,樹木蜜の様な味わいが来るのではないかな〜?って思っていましたが,実際に食べた感じでは,プリンのカラメルのような味わいで,メープルシロップの強さを優しくして,全く別の表情に変えてくれていました.パンを邪魔すること無く,でも存在感をしっかりと持っているメープルシロップは,ハチミツとは若干違うものではありますが,みんなが大好きな理由がわかりますね.しかも,食パンのほうが固くて強いパンよりも液体が染み込んでいくかと思ったのですが,そんなわけでもありませんでした.これは,パンの密度もしくはパンを作る時に使う油分の関係かな〜って考えてみます.


 

実際に食べ比べてみての感想
 蜂蜜の味そのものを楽しむなら烏山椒が良かったかと思います.しかし,パンに合わせるという意味では,とちの花や,メープルシロップが相性が良かったかと思います.今回の白いパンに付けるという意味では,今回合わせた百花蜜はちょっと相性が良くなかったかと思います.この百花蜜は,すごく自己主張が強く,しっかりした味なので,合わせるパンももう少し強いパンのほうが良かったと言う感じの感想を持ちました.

最後に

 今回の感想は,あくまでもDONQ さんの食パン状の白いパンに合わせた時の感想です.
同じ白いパンでも,使われている粉やバター練り方や焼き方が変われば合わせた時の蜂蜜の顔は変わります.
また,他のパンや,ホットケーキ,その他の食品に合わせたときはまた別の顔に香ると思います.
生で舐めた時の顔は更に違うと思います.
 
 このコンテンツは,下のYoutube でも,実際に食したタイミングの感想を載せています.

 (一部の写真に,スクリーンショットっとの文字が出ちゃっていますが,全部自分で作ったコンテンツです) 
 



2021年2月1日月曜日

養蜂場紹介シリーズとかも書いてみようかと思っています

 このコンテンツはなにか?

 内容が少し前後してしまいますが,養蜂場の紹介シリーズでやっていきたいこととかをここにまとめてみようかと思っています. 
 このブログでは,自分が出会った蜂蜜や養蜂場などに関して記録していきたいと思っております. 
 とは言え,やりたいこと,やることは結構簡単に変わる可能性は結構高いですが.

何をしたいのか 
 蜂蜜は一期一会でると思う.どれくらい一期一会であるかって事を自分なりに整理して残していきたいと考えています.
 例えば,同じ蜜源の種類の蜂蜜でも,養蜂場が異なったり年が違えば風味が全然違ったりする.そんな違いをどう分類するのが良いのか?どう表現するのが良いのかも考えていきたいです.
 また,どんな使い方をしたらどんなふうになるかなども試して行きたいです.

何を書いていくのか?
 毎回ひとつの蜂蜜に注目し,その蜂蜜の静的特徴・時間軸で変わりそうな特徴・毎回変わるかもしれない蜂蜜の主観的な味や香りなどの特徴をログしていく事を考えています.
 主観的な特徴は,はちみつの数を経験していくと色々と変わってくると考えられる.しかし一方で,そのログを蓄積していくことで,後々評価するとわかってくることもあるのと思うので,できる限りの範囲でそういった特徴を保存していきたい.
 もしくは,ある食材に注目し,その食材にあう蜂蜜は何か?や,その食材にこの蜂蜜を合わしたらどんな風味に感じるのか?などに関しても記録していきたいと考えている.


京都のはちみつ屋さん:ミール・ミィ, 金市商店

蜂蜜は,養蜂場(養蜂家)が,ミツバチを飼育し,定期的に蜂蜜の一部などを採集して,ボトリングして我々が購入できることになります.

蜂蜜の紹介もしたいのですが,養蜂場の話なども蜂蜜には重要な要素であるため,養蜂場の紹介などもやっていきたいと思っています.


金市商店さん:http://www.kaneichi-syouten.com/

店舗のミール・ミィさん http://www.kaneichi-syouten.com/miel_mie/


前から持っていた:実はハンズとかいろんな店で見かける

実は,金市商店さんの存在は結構前から知っていました.ただ,私の中では,今のような評価のはちみつ屋さんというよりは,京都でミードを作っている蜂蜜屋さんがあるという事で知っておりました.元々,会津でミードを作っておられたNektar さんでミードの存在を知りました.ミードとは,蜂蜜を発酵させて作ったお酒です.どうも最近は,秩父でミードを作り始められたみたいですね.で,他にもミードを作っているところは・・・と探した結果,金市商店さんのミードの存在を知りました.京都なんで,なんかの機会に行けたら良いな〜ってずっと思っておりました.2019 年には,どこで買ったかは覚えていないのですが,金市商店さんの栗の蜂蜜を買っていました.蜂蜜は,比較的試食して買いたいと思っているのですが,とは言え,そうもいかないことも多々あるもので,栗のはちみつ....どんな味なんだろう・・・と,買ってみました.


京都の店舗に行く機会があった

 実は,ちょっと用事があり,京都の方へ行く機会ができたので,ついでに,ずっと気になっていた金市商店さんの三条の店舗 ミール・ミィさんに行ってきました.
 最初の予想では,京都市内にあるし,普通の蜂蜜屋さんかな〜くらいの気持ちで行きました.見た目は確かに,おしゃれなはちみつ屋さん.

 入ってびっくりしました.蜂蜜ボトルが壁一面にきれいに並んでおり,蜂蜜ごとにナンバリングされていて,花の種類だけではなく,採蜜地まで丁寧に書かれているのです.また,同じ蜜源でも採蜜時期が違うとちゃんと別のナンバーで売られており,蜂蜜への向き合い方を感じます.2020 年から,東京都青梅市で養蜂をされていて,私が一番本数持っている養蜂場のOmeFarm さんも蜂蜜ごとにナンバリングを初めておられ,管理がしやすいです.また,他の機会にOmeFarmさんの蜂蜜に関しても紹介したいと思っております. 

試食した 
 話は,ミール・ミィさんに戻し,壁にきれいに並べられていることもさておき,ほぼすべての蜂蜜が試食させて頂けるところも,スゴイところです.ラベイユさんとかでも,蜂蜜は気になるものがあれば教えて下さいね〜って言ってもらえたりして,試させてもらえたりします.岩手県盛岡市の藤原養蜂場さんも,蜂蜜がたくさん並んでいて,全部試食させてもらえて好きな蜂蜜を選ぶことができますね.初めて藤原養蜂場さんに行ったときは,すべて自由に蜂蜜を試食させてもらえることに感動し,かなり試食させてもらいました.めったに行くこともできないし,気に入った蜂蜜10数本も買って帰ったのを今でも覚えてます.藤原養蜂場さんで,初めて蜂蜜の蜜源や季節の差と蜂蜜の風味の差を実感させてもらえました.実は,藤原養蜂場さんとOmeFarmさんは親戚?にあたるらしく,我が家の蜂蜜ストックでもかなりの割合を占めています
試食できる量がスゴイ
  ミール・ミィさんでも,流石に全部試食させてもらうのも気が引けるし,味覚も麻痺してくるので,全部ではありませんがかなり,試食させてもらいました.妻が先に飽きてだいぶんと待っててくれました.もちろんですが,ミードも数本買って帰り,美味しくいただきました.その中でも印象的やったのは,メープルシロップで作ったお酒がすごく濃厚で美味しかったです.店員さんに飲み方教えてもらった牛乳割りがすごく良かったです.購入する際に,店員さんに蜂蜜の好きな食べ方とか聞いてみたりしても気さくに色々教えてくれる店員さんで楽しかったです.
 このときにも数本買って帰り,その後,家に帰ってからちょっとプレゼント用に追加で買わせてもらい,ついでに自分の分も追加したり,2021年の福袋も購入させていただいたりとしている養蜂場さんです. 

2021 年までに購入したハチミツコレクションの紹介:一部発掘漏れしている

  2021 年に、ハチミツコレクションが200 本を超えた。今まで、よく使うハチミツとかの紹介はしてきたけど、全部のハチミツコレクションを紹介したことはなかったので、順番に紹介していこうかと思う。  動画は、2022 年の1 月に録画したが、編集してたら半年が経ちました。 先ず...