2019年2月28日木曜日

棚卸し:百花蜜 結晶に関して(1)

今回は,百花蜜の比較をしてみようかと思います.

採蜜地

先ずは,採蜜地のリスト化をしてみます.
大項目では,県と市を一覧化,小項目では用法所の名前,蜂蜜の名前,採蜜の季節をリストしてあります.(ただ,月で書いてあるものに関しては,賞味期限から逆算したものであり,確実にその月とは言えないです)

  1. 埼玉県川越市
    1. OtaniBeeFarm
    2. 春の花
  2. 千葉県柏市

    1. ファーム小川
    2. 百花蜜
    3. 5月

  3. 千葉県南房総市
    1. 野宮 久
    2. 防臭の蜂蜜
  4. 静岡県伊東市
    1. みつばちのーと
    2. 高原万花
    3. 9月
  5. 石川県加賀市
    1. 森のくまさん
    2. 夏のはちみつ
  6. 愛媛県伊方町
    1. 岬の養蜂園
    2. 愛媛「春の花」非加熱はちみつ
  7. 熊本県宇土市
    1. 和田養蜂園
    2. 2017

    3. 2018

  8. 国産:不明
    1. まじめな蜂蜜
    2. 牧場の花々

採蜜地の分布は以下のような分布となっています.
関東地方:埼玉県,千葉県
中部地方:静岡県,石川県
四国地方:愛媛県
九州地方:熊本県
不明

実は,もう少し西日本や東北が多いかと思っていたのですが,百花蜜に関しては首都圏と九州,四国が多いことがわかりました.

結晶

同じ百花蜜でも,採蜜された花の季節や種類により,様々な要素が異なります.
先ずは,先ずは結晶具合に関して観察してみたいと思います.
結晶具合に関しては,ライトの光を通して観察します.
どれくらいの結晶具合かに関しては,今回は私の主観で判断します.
(初回は,なんか決定的な方法が思いつかなかったので,主観でやってみます)
  1. 埼玉県:OtganiBeeFarm
    1. 100% 結晶
  2. 千葉県:ファーム小川
    1. 100% 結晶
  3. 千葉県 野宮久
    1. 50% 結晶
  4. 静岡県:みつばちのーと
    1. 90% 結晶
  5. 石川県:森のくまさん
    1. 0% 結晶
  6. 愛媛県:岬の養蜂園
    1. 90% 結晶
  7. 熊本県:和田養蜂園 2017
    1. 95% 結晶
  8. 熊本県:和田養蜂園 2018
    1. 60% 結晶
  9. 不明:まじめな蜂蜜
    1. 0%
 まじめな蜂蜜,森のくまさんは,2019 年に入手した蜂蜜で,冬に入手したため,まだ結晶化が始まっていないのは納得です.
 千葉県 の蜂蜜は共に,入手から数年経っています.入手年を明確に覚えていないため,あえて上では書いていないです.野宮久 の蜂蜜は,残量が少ないこともあり,50% の結晶具合です.しかし,結晶化している部分と非結晶化している部分では,明確に色も違うので,結晶化するところと,しないところで蜂蜜の傾向が異なっているのではないかと予想できます.(現在のところ,結晶化している部分と,液体の部分での差を明確化するすべはありません.)
 一方で,和田養蜂園の2018 は,年末に入手したものなので,そんなに時間が経っていないにも関わらず結晶化が進んでいることがわかりました.ただし,他の結晶化した蜂蜜と比べ,結晶と液体が混じり合っている状態です.和田養蜂園の蜂蜜は2017 でも最初は,結晶と液体が混じり合いながら結晶化が進んだことを覚えています.和田養蜂園 2017 の蜂蜜は,すでに結晶化されており,液体部分は上部に残っている感じになっています.
 OtaniBeeFarm は,2018 中旬に入手したものなのですが,既に完全に結晶化しています.年末の段階では,まだ液体だった様に記憶しているので,かなり急速に結晶化したことがわかります.
 岬の養蜂園は,5年以上昔に入手したことを覚えているので,かなり古い蜂蜜です.しかし,上部に少し液体が残っています.

 以上のことからも,単に古いから結晶具合が進んでいるとは限らないことがわかります.ただし,古い蜂蜜であれば,多少なりとも結晶化することもわかりました.ただし,完全に結晶化するとは限らないこともわかりました.同一の地域,養蜂所で採集された和田養蜂園の百花蜜を比較すると,結晶化過程で特定箇所から結晶化するのではなく,小さい粒子の結晶が大きくなっていくのではないかと予想できる.




2019年2月25日月曜日

蜂蜜の棚卸し

今日は,自分の蜂蜜の棚卸しをしてみます.

いろんな蜂蜜があり,どのように蜂蜜を見つめればいいか?
これが,結構難しいです.

そこで,今自分が持っている蜂蜜を全部分洗い出すことで,今後蜂蜜をどう分類していくかを考えようかと思います.


一番左側の列に,百花蜜をおいてみました.

次の列は,クローバーや,野いちご,といった草の花をおいてみました.

次に,みかんやりんごなどの果実

右側に,あかしあや栃の花,菩提樹などの樹木の花をおいてみました.

ちなみに,真ん中の手前側には,蕎麦など穀物などの蜂蜜をおいてみました.

ただし,どの花がどんな花なのかわかっていないのも多いので,今日は一旦勝手なイメージで並べています.

これから,色々な角度から蜂蜜を見つめていこうかと考えてみます

2019年1月4日金曜日

リンゴ蜜

リンゴ密の蜂蜜で伊達巻を焼いてもらった
ハンペンと卵2玉、蜂蜜大さじ4ー5
砂糖よりも画期的にふんわり焼けた

2018年12月6日木曜日

レモン漬けました

 先日,鹿児島県伊仙町からオーガニックレモンが届きました.

 空けたときに,輸送中に当たったって思われるレモンが数個あったので,本当に悪くなる前に漬けてみました.レモンを漬けるなら農薬とかが気になるので,やっぱりオーガニックなもので漬ける方が安心ですよね.

 さて,レモンを漬ける時,何で漬けましょうか?先ずは,蜂蜜ですよね〜.漬けるための入れ物ですが,ボトルサラダ用のボトルが2つと,蜂蜜とかの入ってそうなすっごい小さなボトルがいくつか.全部蜂蜜で漬けるのもありですが,それでは面白くないって思いました.基本的には糖分かアルコールで漬けるあたりが良いと思います.アルコールで漬けるのは他の機会にするとして,今回は糖分で漬けてみる事にしました.

 が・・・我が家には蜂蜜以外に糖分といえば,ミリンと黒糖しかありません...ミリン・・・は,無いと思います.黒糖も試そうかと思ったのですが,レモンが負けちゃいそうなコクが有るので,黒糖も合わないと思います.急遽スーパーに行って,糖分を探してみました.

 砂糖とかでも色々とあるもんですね.イマイチ何が良いかわからないので,今回は,氷砂糖とザラメを買ってみました.ザラメは,よく使う砂糖の中では比較的コクが有るので,レモンと相性がいいかと思います.昔,梅酒を作っていたときには,氷砂糖で漬けたので,氷砂糖も買ってみました.


  1. 鍋になみなみとお湯を作り,ボトルと(可能であれば)蓋も煮沸しておきます.
  2. レモンを輪切りにします
  3. ボトルを熱湯からあげて,きれいに水っ気を取ります
  4. 下に,糖分(氷砂糖,ザラメ or 蜂蜜 を敷きます
  5. レモンを敷き詰める
  6. 4,5 を繰り返してミルフィーユ状態にする
  7. みっちりと入ったら蓋も水分をきれいに取って蓋をする
右下のボトルから氷砂糖,ザラメ.左側は蜂蜜が2本です.

蜂蜜は今回,2本とも熊本県宇土市の養蜂所の物を使いかました.小さい方が2016 年産の蜂蜜,大きいほうが2017 年産の蜂蜜でした.2016 年の蜂蜜は結晶化しています.2017 年ものはサラサラのままです.


ちなみに,結晶化している蜂蜜を湯煎で溶かしたものを使いましたが,時間とともに結晶化してしまいました.ところが,2日くらい経ったらレモンの酸でしょうか?結晶化した蜂蜜がサラサラに溶けていました.これは予想外でした.
こちらが,氷砂糖を使ったレモン漬けです.溶け切るまで,一番時間がかかっています.
最後にザラメです.ザラメは比較的きれいに溶けました.きれいな色で,溶け切ってしまうと,蜂蜜と区別がつかなくなりました ^^;;

1月くらいは漬け込んでおこうかと思っています.

2018年11月17日土曜日

はじめに

はじめまして

 今日からハチミツに関する記事をここで書いていこうかと思っています.

 実は,かなり前から書きたいと思っていたのですが,なかなか手がつかなかったので,まずは第1話を書くことで,次を書きやすくしようかと思います.基本的には自分の学んだことなどをまとめながら蜂蜜の事を考えていけるようなblogにしていきたいと考えています.

 私の最初の蜂蜜との出会いは覚えていません.しかし,15−6年前に山の近くに住んでいたときに,道の駅で蜂蜜が売られていたので買ってみた事をきっかけに,蜂蜜を収集し,使ってみて興味を持つようになりました.

 私も,最初は蜂蜜としか思っていませんでした.しかし,実際に蜂蜜に意識を持っていってみると,蜂蜜といっても様々で,色も味も,香り,固まり方が非常に多岐にわたっています.同じ花の種類の蜂蜜でも異なることもあり,年でも違うようです.そのあたりに関しても自分の興味のために調べていきたいと思っています.蜂蜜と採集場所の風土でなにか異なるのかなども興味を持っています.そんなことも考えていければと思っています.

 道の駅で蜂蜜がある場所を見つけて以来,毎年,蜂蜜を見に行くようになりました.蜂蜜には,不作の年もあります.売り場の方に聞いてみると,単に不作な年もありますが,人の環境によって不作ではないかと言われる年もありました.私は料理も好きで,自分で作っているとやはり食材の安全性にも意識が行くようになります.ここでは,蜂蜜を通じて自然も考えてみようかと思います.



 色々書きたいこともあるのですが,まずは一回目はこのくらいにしておこうかと思います.

2021 年までに購入したハチミツコレクションの紹介:一部発掘漏れしている

  2021 年に、ハチミツコレクションが200 本を超えた。今まで、よく使うハチミツとかの紹介はしてきたけど、全部のハチミツコレクションを紹介したことはなかったので、順番に紹介していこうかと思う。  動画は、2022 年の1 月に録画したが、編集してたら半年が経ちました。 先ず...